「ChatGPT」
これによって、仕事が大きく変わると言われています。
士業など専門家なんていらないとも。
近い将来、専門家はコンサル業務ができなければ、
生き残れないと言われています。
AIに相続の相談をすれば、
きっと、いろいろな対策、手段を比較検討を即時に判断し、
最適解をだしてくれるでしょう。
そのうち、もっと進化して相談者の気持ちまで汲んで
結論へ導いてくれることになると思います。
私は、そこからがコンサルタントとAIとの勝負だと思っています。
相続全体の把握、家族構成、聴いた想いから導きだしただけの
コンサルタントはAIには勝てない。
AIが出した最適解に対して
相談者の方が感じる「そうは言ってもね」という戸惑い、違和感。
ここが大切なような気がします。
法律はもちろん大事で、
相続対策も必要ですが、
場合によっては本人さえもわからない。
相談者の方が心のどこかにひっかかる何か。
そんな相談者の方に対し、寄り添い、
五感、経験、専門知識を使いながら
最適解ではなくとも、いまできる最善解を目指す。
そんな司法書士が必要なのかな。
と思う今日この頃でした。
司法書士田中康雅