えっ!
失敗しない相続?
本当にあるの?
実はあります。
ほとんどの本でも書かれていないかもしれません。
では、何でしょう?
それは、「相続放棄」です。
放棄するのは、財産権のみです。
故人の想い、祭祀承継は含まれません。ご安心を。
さあ、これで相続は何事もなく無事終了。
自分から潔く引き下がれば、万事OK。
あなたは、できますか?
当然、できませんよね。
家として守らなければならないものはあります。
では、相手方は相続放棄してくれるでしょうか?
当然、・・・・・よね。
相手だって家族をまもらなければいけません。
そうなったら、日本では、話し合いしかありません。
遺言を除いては。
でも、遺言には相手に遺留分という最低限認められた権利があります。
ここで質問
どうしたら、90%失敗しないでしょうか?
それは、10%「譲る気持ち」をもつことです。
最後です。
どうしたら、「50%」失敗しないでしょうか?
それは、50%「譲る気持ち」をもつことです。
そんな気持ちのとき、おとうさんに遺言をかいてもらったらいかがですか?
気持ちというのは、相手に伝わり、自分に跳ね返ってきます。
ピョン。ピョンほら。
もしかして、「そんなにいらないよ。兄さんもいろいろ大変だし」
なんて言ってくれるかもしれません。
そう言ってくれる確立は、・・・・・
「50%」
数学があまりできない僕には、
何だかこれで
「100%」になったような気がします。
10年前書いたシリーズでした。
ほんのちょっとの歩み寄り。
席を譲るような気持ちでお気軽にどうぞ。
譲ることは仏教修行「無財の七施」のひとつ。
「床座施」
これでほんの少し極楽浄土が近づいたかな?!